商工会議所を通じた中小企業の共同接種、地域の接種加速化に向けた動きも各地で急ピッチに進んでいる。
東京商工会議所では、7月8日に中小企業を対象とした共同接種を開始する。政府からの要請を受け、自治体における接種負担を軽減することなどが目的。対象は、職域接種が困難な産業医の設置義務のない従業員50人未満の会員事業所で、そのうち、コロナ禍で大きく影響を受けている業種の事業者(約5000会員)に先行して案内する。接種回数は1日500回程度とし、9月末までの約80日間で4万回程度の接種を目指している。
東広島商工会議所では、広島大学と東広島市と連携し、7月上旬から従業員数1000人未満の市内事業所を対象に職域接種を開始すると発表。広島大学が会場提供、医師などの確保を担当し、同所が予約を受け付ける方向で調整している。
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