東京商工会議所は4月13日、「渋沢栄一翁の顕彰に関する包括連携協定」のトップらによる「渋沢ゆかりの地 首長(くびちょう)会議~新札発行に向けて~」を開催した。同所などはこれまでに、渋沢翁の足跡をたどるマップ「渋沢栄一を訪ねて」の制作、大河ドラマ館視察会や物産展などを実施。渋沢翁ゆかりの自治体・団体との連携を生かしたさまざまな事業を推進してきた。
今回は連携協定先に加え、渋沢翁ゆかりの地から北海道十勝清水町、岡山県井原市が参加。来賓として新紙幣肖像となる北里柴三郎、津田梅子ゆかりの団体から学校法人北里研究所、学校法人津田塾大学も出席した。同会議で三村明夫会頭は、「経済、医療、教育のそれぞれの分野で渋沢翁、北里博士、津田先生の3氏が残した大きな功績を世界中のより多くの人が知り、令和の新時代にも通じるヒントを得る機会になれば」とあいさつ。各自治体・団体の取り組みについて発表するとともに、新札発行に向けて連携をより一層強化していくことを確認した。
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