経済産業省はこのほど、「令和3年度大学発ベンチャー実態等調査」を取りまとめ、公表した。調査によると、2021年10月時点での大学発ベンチャー数は3306社と、2020年度で確認された2905社から401社増加し、過去最高の伸びを記録した。業種別では「バイオ・ヘルスケア・医療機器」が最も多く、次いで「IT(アプリケーション、ソフトウエア)」だった。
大学発ベンチャーに対して、経営人材確保のための支援策を実施している大学は19%。支援内容としては「起業・経営相談窓口の設置」が最も多く、経営人材確保につながっている。
また、大学発ベンチャー企業の従業員に占める博士人材の割合は、大学の研究成果を事業化する目的で設立された「研究成果ベンチャー(23%)」や大学から技術移転を受けた「技術移転ベンチャー(46%)」において高くなっている。
詳細は、https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220517001/20220517001.htmlを参照。
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