日本商工会議所はじめ産業界が一体となって、中小企業を含むサプライチェーン全体でのサイバーセキュリティ対策を推進することを目的に設立した「サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム」(略称・SC3)の攻撃動向分析・対策WGはこのほど、公式サイト内に新コーナー「経営に役立つサイバーセキュリティコンテンツ」を開設、公開した。サイバーセキュリティ対策実践企業の「経営者インタビュー」、専門家による「経営者に役立つ情報コラム」などを掲載。サイバーセキュリティに取り組む企業に対応のヒントを提供している。
経営者インタビューでは、サイバーセキュリティ対策を実践している大企業3社、中堅・中小企業2社(全日本空輸、住友化学、東京電力ホールディングス、創ネット、太田油脂)の経営者に必要なセキュリティ対策、人的リソースの確保、サプライチェーン全体での対応などについてヒアリング。日頃から自社のセキュリティ対策に関わる課題の何に注目し、どう向き合っているか、経営視点での取り組みを中心に対応事例を紹介している。
また、昨年11月、WGを設立時に実施した記念ウェビナー「今からできるセキュリティ対策~企業の取り組み事例~」をテーマとしたパネルディスカッションの内容も掲載。SC3では、サイバーセキュリティ対策を推進するため、経営者のリーダーシップが重要であることから、今後も同コーナーなどで経営者が知っておくべきセキュリティに関する情報などについて随時情報を提供していく。
最新号を紙面で読める!