大阪商工会議所はこのほど、スタートアップや大学研究機関などの試作開発ニーズと町工場(まちこうば)をマッチングする「町工場×スタートアップ コネクト」を立ち上げた。
同所では、金属加工や機械関連の中小ものづくり企業が集う「町工場ネットワーク」の構築に2017年度から取り組み、部材手配から仕上げまでの全工程を大阪市域や府域で完結させる横請けのネットワーク構築を促進してきた。
今回新たに立ち上げた「コネクト」では、スタートアップや大学・研究機関などの試作開発における技術相談、事業・資金計画などについて、同所や同所と大阪工業大学が運営するオープンイノベーション拠点「Xport」などがサポート。案件を「町工場ネットワーク」の参画企業につなげてスタートアップと町工場の協業を促す。
11月22日には、スタートアップが自社の課題を町工場に提示するピッチイベントを開催。スタートアップが、自社製品の課題や改良したい点などについて発表し、参加者との意見交換や試作品開発に向けた検討を行う。
詳細は、https://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/press/20220930press.pdfを参照。
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