日本商工会議所青年部（日本YEG）は11月30日、東京都墨田区の両国国技館で「日本YEG40周年記念事業『感謝と誓い～想いを継ぐ宣誓の光～』」を開催した。当日は、オンラインによる参加を含めて、全国各地のYEGから約1900人のメンバーが出席。記念式典では、岸田文雄首相と西村康稔経済産業大臣からビデオメッセ―ジが寄せられたほか、これまでの青年部の歴史を「継ぎ、紡ぎ、繋いで」きた先人への感謝の意を込め、歴代日本YEG会長などに感謝状を贈呈した。

式典であいさつした日商の小林健会頭は、「次代の地域リーダーであるYEGメンバーの果たすべき役割は、ますます重要なものとなっている」と述べるともに、YEGの挑戦を全力で支援する考えを表明。「共に新しい時代を切り拓いていこう」と呼び掛けた。

スポーツキャスターで元プロテニスプレーヤーの松岡修造氏による記念講演に続いて行われた松岡氏と西村昭宏会長との対談では、熱いディスカッションを展開。今後のYEGの在り方などについてポジティブなメッセージを発信した。

その後に行われた祝賀会では、全国YEGの選抜メンバーによる「本気のパフォーマンス」で祭りやダンスなどが披露されたほか、「全国一斉花火」では、全国45カ所でこれまでの感謝とこれからの躍進を祈念する花火を同時刻に打ち上げ。インターネットを通じて同時中継することで、全国のYEGとの一体感を共有した。