政府はこのほど、第13回新しい資本主義実現会議(議長・岸田文雄首相)を開催し、「スタートアップ育成5か年計画」と、中間層の所得拡大を目指す「資産所得倍増プラン」を決定した。スタートアップ育成計画では、今後5年間の投資額を10兆円規模に拡大。所得倍増プランではNISA(少額非課税制度)を拡充することなどを打ち出している。スタートアップ育成5か年計画の概要(抜粋)は下記の通り。
スタートアップ育成5か年計画では、「スタートアップ創出に向けた人材・ネットワークの構築」「スタートアップのための資金供給の強化と出口戦略の多様化」「オープンイノベーションの推進」の3本柱を一体として推進。現在の年間8000億円規模の投資額を、2027年度に10倍以上の10兆円規模に拡大する目標を示した。
最新号を紙面で読める!