震災復興の象徴となった地域をつなぎ笑顔を運ぶ鉄道
三陸鉄道は、東日本大震災で甚大な被害を受けながらも、地震発生の5日後に一部区間の運行を再開。復興の足掛かりとして人やものの輸送を担い、2014年に当時の旧北リアス線、南リアス線の全線復旧を遂げました。その後、19年に山田線宮古~釜石間がJRから移管され、新しく三陸鉄道リアス線として開業しました。
震災翌年に運行を開始した「震災学習列車」は、被災地域で徐行・停車し、社員や沿線住民が当時の様子や現状を説明するスタディ・ツーリズムです。22年には優れた展示や施設デザインに贈られる「第41回ディスプレイ産業賞」を受賞しました。
三陸鉄道HPはこちら ▶ https://www.sanrikutetsudou.com/
観光担当者がすすめる!わがまちの「イチ押し」
宮古商工会議所 広報担当 田中宏和さん
三陸鉄道宮古駅から徒歩8分の「宮古市魚菜市場」は必見。鮮度抜群の三陸産魚介類をはじめ、肉、野菜など森・川・海の幸が豊富です。さらに海鮮丼が食べられる飲食店、土産品店などが並び、充実したラインナップ。まさに宮古の台所です!
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