全国各地の商工会議所が、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の〝自慢の逸品〟を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、4月25日~5月8日に出展した上越・上田・甲府の〝逸品〟を紹介する。
広域観光振興を目指して連携している上越(新潟県)・上田(長野県)・甲府(山梨県)の3商工会議所は、昨年に続き合同出展した。上越商工会議所は、妙高市周辺に伝わる唐辛子の発酵調味料「かんずり」をベースにした調味料「酉かつ特製中華ソース」を出品。上越妙高駅西口のコンテナ商業施設に出店する人気の食堂酒場「酉かつ」が常連客の声から商品化した一品だ。事業者が店頭で試食を提供しPRした。
上田商工会議所は、信州上田産のご当地リンゴ「真田REDアップル」をあんに使用した「りんごの乳菓まんぢゅう」(鎌原まんぢゅう)を出品。同所は地域ブランド創出を目指して事業者と商品開発を推進しており、同商品はその一環だ。先に商品化した真田REDアップルの果汁100%のジュース(缶) も共に販売した。
甲府商工会議所は、山梨の代表的な土産「桔梗信玄餅」(桔梗屋)や同店の新商品「高原の牛乳まんじゅう」を出品。優れた土産品を選ぶ「やまなしギフトコンテスト2021」で食品部門最優秀賞を受賞した「ほぐし飯の素」(割烹立よし)なども紹介した。
そのほか、甲州ワインビーフステーキ風味のえびせんべい(甲府)や「燻製おかき」(上越)、「発芽珈琲(コーヒー)」(上田)など特徴ある商品がブースに並んだ。
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