岡山県商工会議所連合会(岡山県、松田久会長)などでつくる「おかやまデジタルマネー実証事業実行委員会」は、電子決済の実証実験を行う「プレミアム付きおかやまデジタルマネー」の取り扱い希望企業を募集している。県内商工会議所の会員企業が対象。約1000店舗の参加を目指し、7月28日まで申請を受け付けている。
利用者は、スマートフォンの専用アプリ「おかやまデジタルマネーPAY」をダウンロードし、専用のチャージ用カードのコードを読み取れば20%のプレミアム付きのデジタルマネーを取得できる。参加店舗来店時に、アプリで2次元バーコードを読み込んで支払いが完了する仕組み。チャージ用カードの発行総額は2.4億円で、4万枚発行する。購入限度額は、1枚5000円(プレミアム率20%で6000円チャージ可能)を1人最大4枚まで(2万4000円分)。公式ホームページで8月1日から20日まで申し込みを受け付ける。応募者多数の場合は抽選を行い、当選者は岡山県下の商工会議所で引き換え購入できる。使用期間は9月1日~12月24日。同所は、「実証実験で、デジタル化の課題発見と解決を図り、印刷コストや配送・保管コストの大幅な削減、準備期間の短縮など、デジタル化による利便性向上につなげたい」とデジタルマネーの効果に期待している。
詳細は、https://www.okayama-dm.com/を参照。
(画像:おかやまデジタルマネーPAY(左・中央)、専用のチャージ用カード)
岡山県商工会議所連合会https://www.okayama-kenren.or.jp/
岡山商工会議所https://www.okayama-cci.or.jp/
中小企業関連情報https://www.jcci.or.jp/sme/
日商AB(岡山商工会議所)https://ab.jcci.or.jp/tag/272/
記事提供: 日本商工会議所
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