市内の13店舗
海の幸を豪快に食す⁉海鮮お好み焼き登場!
因島商工会議所などが中心となって、日本遺産に「村上海賊」が登録されことをキッカケに、このほど「因島村上海賊焼き」が誕生した。「因島村上海賊焼き」は「村上海賊」にちなんで、瀬戸内海の海の幸をふんだんに使ったお好み焼き。具材にはタコ(イイダコまたはタコのぶつ切り)を含めた海鮮を2種類以上入れること、「因島お好み焼き(いんおこ)の特徴である」うどんを使うこと、そして村上海賊の旗(横二重線の下に村上の上の字を丸で囲んだもの)を立てるのを決まりごととしている。見た目と値段は各店が工夫を凝らし、現在、市内13店舗で提供中だ。そして春ごろに、スタンプラリーを開催する予定。
この「村上海賊」とは金品を略奪する単なる海賊ではなく芸予諸島を本拠地にして複雑な地形をした海の関所の守り人で、新鮮な魚介類を扱う漁業者であり、商人と文化人の顔も併せ持っていた〝村上水軍〟と呼ばれる村上姓の一族のこと。戦国時代に宣教師ルイス・フロイスに「日本最大の海賊」と言わしめたのは有名な逸話の一つ。芸予諸島の美しい景色と、この「因島村上海賊焼き」をいただきながら、当時へ思いをはせてみるのも乙なものです。
お問い合わせ
連絡先:因島商工会議所
所在地:広島県尾道市因島土生町1762-38
電話:0845-22-2211
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