大船渡商工会議所(岩手県)や大船渡市観光物産協会などでつくる「大船渡をアートで飾るプロジェクト実行委員会」はこのほど、防潮堤を使ってまちに明るさとにぎわいを演出するため、防潮堤の壁面にトリックアートを飾る「おおふなとアートと歩く海岸通り」を開始した。
トリックアートは、岩手大学の協力の下、同大学の教員のほか、タイ、モンゴル、台湾の留学生OBらが17作品を製作。作品は、震災後に津波復興拠点地区として整備された商店街区そばの約600mにわたる防潮堤に、来年1月31日まで展示している。
同所は、「海岸通りを歩きながらトリックアートを見ていただき、大いに驚き楽しみ、面白い写真を撮ってSNSで発信してほしい。そして大船渡のまちの素晴らしさに多くの方々に気付いてもらえたらうれしい。期間を延長し毎年取り換えて装飾できれば」と話す。
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