日本商工会議所はこのほど、クラウドファンディング(CF)大手の株式会社CAMPFIREと連携し実施している「NIPPONの水産品応援プロジェクト」の第1号案件が目標金額に達したことを公表した。同プロジェクトは、日商が9月19日に発表した「商工会議所水産物販路開拓・拡大応援パッケージ」の一環で、日本の水産品を扱う事業者の資金調達をCFで支援するもの。今回、CFに挑戦していた「炒飯専門店東や3代目」(福島県いわき市)は、いわきの海産物「常磐もの」を使用した新メニュー「恵みのカレー炒飯」の開発とオンライン販売に必要な資金を集めることに成功した。
日商とCAMPFIRE社は10月10日に同プロジェクトの特設ページを開設。各地商工会議所、会員事業者の取り組みを随時紹介し、CFを通じて、日本の水産品の消費拡大などの活動に必要な資金調達を後押ししていく。
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