全国各地の商工会議所が東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の〝自慢の逸品〟を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、昨年12月12日から18日まで出店した長浜の〝逸品〟を紹介する。
長浜商工会議所は、「滋賀近江 長浜の食卓」をテーマに伝統食から琵琶湖の青さにちなんだお土産まで、13社の商品を出品した。
「滋賀近江野菜ぴくるす」は長浜のカフェが野菜のロスを減らそうと地元農家と連携して開発。赤ダイコン、ミニトマト、サツマイモなど種類も豊富だ。「おかめの炊いたん・若葉さんしょう」は老舗旅館が山椒の新芽を緑鮮やかに炊き上げたつくだ煮。爽やかな風味でご飯に合う。
「ふな寿司子持ち」は塩漬けにした魚と米を漬け込み発酵させた湖北地域(滋賀県北東部)の伝統的な発酵食品。独特な臭いを香りに変える工夫を凝らし、食べやすく仕上げている。また、長浜産のブドウ(マスカットベーリーA)を使用したワインは、ワイナリーを目指して創業したワインとシードルの店が出品。フレッシュな味わいを楽しめる。
〝びわ湖ブルー〟をイメージした土産品も販売。琥珀糖と干菓子「びわ湖ブルーIncident」をはじめ、バタフライピー(ハーブ)を配合した青い日本酒「びわ湖長濱ブルー」や「青い緑茶(ティーバッグ)」を紹介した。
そのほか、エビ入りの煮豆「えび豆」や合鴨肉入りの「鴨みそ」、桑酒や甘酒の素、老舗の濃口しょうゆ、イチジクのジャムなども販売。同所は、事業者らと共に店頭で長浜の食をアピールした。
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