守口門真商工会議所(大阪府)は5月9日、門真市、守口市、枚方信用金庫の4者で事業者支援に関する連携協定を締結し、同日調印式を行った。人口減少や一極集中を解決するために国が定める「まち・ひと・しごと創生」を促進するとともに、相互の連携を強化し、中小企業が有益となるような支援を充実させ、経営をサポートすることを目指す。また、来年に控えた大阪・関西万博の開催を契機とした地域産業の振興と地域の魅力創造の促進、地域経済の活性化を図る。
協定では、4者間で中小企業の経営力向上と持続的発展に向けた支援、創業及び事業承継に関する支援、企業立地の促進、人材の確保・育成に関する支援、中小企業および産業に関する情報の共有と発信、守口市・門真市の観光の発信などを通じた地域経済の活性化、DX・GXへの取り組み支援、産官学金の連携推進に関する支援など9項目について連携を行う。
4者は今後、それぞれが持つ情報やネットワーク、ノウハウを相互に共有し、中小企業をバックアップする。枚方信用金庫は守口、門真両市に支店を置き、地域内に緻密なネットワークを構築している。そのため、同所もそのネットワークを活用し、より多くの事業者に支援を周知させ、実行することが可能となる。
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