新潟商工会議所は2018年12月2日と今年1月20日の2回、「VISIONARY FURUMACHI」と題して若者向けのトークイベントを開催した。
かつては新潟市の中心として多くの若者でにぎわっていた古町に、再び若者たちの目を向けて活気を取り戻すことを目的に、同所の発案で始めた取り組みだ。参加条件を30歳以下に限定し、地元ゆかりの感度の高い経営者らを講師に迎えた。
ナビゲーターには、地元FMの人気パーソナリティー立石勇生氏、第1回講師は美容室やセレクトショップなどを経営する白倉和宏氏、第2回講師は新潟市内で多数の飲食店を運営するIDEAL開発事業部の吉江健浩氏が登場。それぞれの自社店舗会場に集まった参加者たちに向けて古町の格好よさを伝えるトークが繰り広げられた。質疑応答や個別質問の時間も設けられ、古町を盛り上げる方法について語り合う機会となった。
終了後のアンケートでは「古町独自の個性を生かしたPRで、このまちの良さを地元の人にも認知してもらうべき」など、多数の意見が寄せられた。両方の回に参加している人も多かったという。
同所は、5月以降も年5回の開催を予定しており、未来を担う若者たちにも先輩たちのような地域愛が浸透していくことを期待している。
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