黒部商工会議所(富山県、川端康夫会頭・川端鐵工)地域力委員会はこのほど、「SDGs経営導入支援事業」を開始した。同事業は、企業が人材不足や物価高などの先行きが不透明な情勢に対応した「持続可能な経営基盤」を整えることを目的としたもの。計5回にわたり進め方のレクチャーや報告会を行い、経営にSDGsの導入を希望する事業者を支援する。
同事業の特徴として、①セミナー(インプット)にとどまらず、実働的な経営への落とし込み(アウトプット)を行う②全国でもトップランナーの専門家による支援プラットフォームである③地域の中小企業で横展開し、そこで働く多くの市民をも巻き込んだ取り組みにする――の3点が挙げられる。同事業は単なるセミナーや個別の導入支援ではなく、導入を希望する参加企業が一堂に会して互いの状況をシェア、企業とそこで働く多くの社員に活動を浸透させる中で、地域が一体となってSDGsを推進するためのプラットフォームとなっている。
7月18日に顔合せ会・進め方レクが行われ、9月19日には第1回中間報告会が実施された。
記事提供: 日本商工会議所
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