八王子商工会議所(東京都、樫崎博会頭・美ささ不動産)と八王子市で構成され、同所に事務局を置く八王子市中心市街地活性化協議会(会長:樫崎会頭)はこのほど、JR八王子駅を中心とする中心市街地で江戸時代の情緒をイメージした景観を創出する「八王子桑都(そうと)千景」プロジェクトをスタートした。
本プロジェクトは、東京都が募集した「令和6年度江戸情緒あふれる景観創出事業」に応募し、採択されたことを受け実施するもの。江戸時代、甲州街道の宿場町として栄えた八王子は、絹織物の集積地として織物の市が盛んに開かれるなど、多摩地域の商業の中心地。その商業文化の象徴でもある「のれん」で街を装飾したり、多摩地域で唯一の花街があったエリアのライトアップ、さらに伝統芸能の公演などを通じて、甲州街道の宿場町として栄えた伝統を発信する。期間は25年3月まで。
記事提供: 日本商工会議所
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