岐阜県瑞浪市釜戸町にある東美濃ビアワークスが販売している「ベルフォンセバーレーワイン」が、6月に東京都内で開催された実力派クラフトビールの祭典「ビアワングランプリ」で総合優勝に輝いた。また同時に、アルコール度数の高い銘柄で競う「ストロングビール部門」の金賞も受賞。同社がビアワングランプリで総合優勝するのは初めてのことだ。
ビアワングランプリは日本全国からクラフトビールが集まるイベントで、今回は36社76銘柄がエントリー。ビールの専門家30人と来場客による一般投票600票で賞が決定した。 「ベルフォンセバーレーワイン」の「ベル」はフランス語で「美しい」、「フォンセ」は「濃い」を意味する。これは、同社名にも含まれる「美濃」の地名とも掛け合わせたもの。 同ビールは「美しく、濃い」の意味通り、甘美な口溶けと芳醇(ほうじゅん)な麦芽のコク、フルーティーな味わいが特徴だ。副原料としてオーガニックのレーズンを使用し、10カ月熟成してつくられる。
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