昨年はインバウンドも含めた旅行客がコロナ禍前まで戻ってきた。旅先で欲しくなるのは、なんといっても買って帰りたくなる土産品。新年号は、もはや全国区となったあの商品の開発秘話や、地域の新名物を目指し“お土産”づくりに奮闘する企業の挑戦と自信作をお届けする。
栽培から織りまで手作業の真岡木綿 地域が一丸となって観光資源として復活
1986年に復活を遂げた栃木県伝統工芸品の「真岡木綿」。以来、生産拠点である真岡木綿工房では、綿花の栽培から織りまでを全て手作業で行っている。織り手自らが主体となってデザインや技術の向上、新商品の開発に取り組み、2022年度にはグッドデザイン賞受賞、全国伝統的工芸品公募展入選に輝いた。復活から40年を目前に、今、新たな飛躍期を迎えている。
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