帯広商工会議所(北海道、川田章博会頭・川田工業)は11月15日、同所創立100周年事業の一つとして。第3回夢大賞の表彰式を開催した。
同賞は、地域経済の発展・業界進展に貢献した企業の功績を称える新たな表彰制度として令和4(2022)年に創設されたもので、大賞と奨励賞が設けられている。
第3回となる今回の大賞は、現在、帯広市で宴会・お食事の「ふじもり」を経営し、さらに1968年にカレー専門店「インデアン」を同市内に開店して以来、同市を中心に道内に13店舗展開している株式会社藤森商会が受賞。同社は1899年創業。製材や養蚕などの事業を起こし、後にまんじゅうの製造販売を行ったことが飲食業を始めたきっかけという事業者で、カレー専門店「インデアン」が街なかににぎわいをもたらしていることが評価された。
奨励賞は、和菓子を製造・販売している株式会社とかち製菓。東京への進出のほか、全国のコンビニエンスストアへの商品提供、さらに2018年にマレーシアへのハラル認証を受けた製品の輸出も開始するなど、海外販路の開拓と実践が評価された。
記事提供: 日本商工会議所