日本商工会議所の小林健会頭は12月18日、日商を訪問したタイ商業・工業・金融合同常設委員会(JSCCIB)のサナン・アンウボンクン会長一行と会談した。JSCCIBは同国の主要経済3団体(商工会議所、工業連盟、銀行協会)で構成。サナン会長はタイ商工会議所の会頭を務めている。
小林会頭は、「タイは日本企業が集積する重要な国。サプライチェーンも構築されている」と述べ、一行の訪問を歓迎。1月のタイ・インドネシアへの経済ミッション派遣に触れ、同国を訪問する際の経済対話において、「両国間の新たな共創の可能性について議論したい」と期待を表明した。サナン会長は、「タイにはワンストップの投資誘致機関として、投資委員会や東部経済回廊などの機関があり、外国投資を熟知している」と説明し、同国への投資を呼び掛けた。