観光庁は2月19日、「旅行・観光消費動向調査」の2024年年間値、および同年10~12月期(速報)の調査結果を公表した。
同調査は、日本国内居住者から住民基本台帳を基に無作為に抽出した約2万6000人を対象に年4回実施しているもの。調査結果によると、24年の日本人の国内旅行消費額は25兆1175億円(前年比14.6%増、19年比14.5%増)となった。
このうち、宿泊旅行消費額は20兆3189億円(前年比14.2%増、19年比18.4%増)、日帰り旅行消費額は4兆7986億円(前年比16.6%増、19年比0.5%増)だった。
日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は4万6579円(前年比5.8%増、19年比24.7%増)で、国内旅行消費額、国内旅行単価は暦年として過去最高値を記録した。
日本人の国内延べ旅行者数は5億3925万人(前年比8.4%増、19年比8.2%減)となった。
また、24年10~12月期については、日本人国内旅行消費額は6兆4366億円(前年同期比14.1%増、19年同期比27.9%増)だった。国内旅行単価は5万680円(前年同期比9.1%増、19年同期比33.8%増)となり、四半期として過去最高値となっている。
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