私は鉄道オタク成分がそれほどないのだが、子どもは初めて口にした言葉が『ふみきりくん』という絵本に出てくる「安全第一!」であるくらいには鉄道好きだし、乗り物好きだ。そんなわが子が3歳ごろからハマっているのが『新幹線変形ロボ シンカリオン』シリーズ。簡単に説明すると、「プラレール」用の新幹線車両がロボットに変形する玩具で、アニメ化もされた人気コンテンツだ。テレビアニメの3作目『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』では、福井県とのタイアップが注目を集めた。
1作目と2作目では、埼玉県さいたま市にある鉄道博物館の地下に特務機関「新幹線超進化研究所」があり、「シンカリオン」を開発、運用している。実在の新幹線が変形して巨大ロボットとなり、子どもたちが操縦し、次々に現れる巨大怪物体に対応する物語だ。