日本商工会議所は5月15~16日、鹿児島県鹿児島市で第77回全国商工会議所専務理事・事務局長会議をハイブリッド形式で開催した。会議には、全国344商工会議所・連合会から422人が出席した(オンライン含む)。
今回の会議の全体テーマは「商工会議所自身の自己変革に向けて」。初日は全体会議と規模別懇談会の2部構成となっており、第1部の全体会議では、2022年全国中小企業クラウド実践大賞で総務大臣賞を受賞したサカナカケル株式会社の出水田一生代表取締役からの講演や、中小企業庁の岡田智裕経営支援部長から中小企業政策の方向性についての講演などが行われた。第2部の規模別懇談会では、商工会議所業務におけるデジタル化に関する取り組みや経営支援体制の強化に向けた都道府県商工会議所連合会の取り組みなどについて事例発表と自由討議が行われた。
2日目には前日の規模別懇談会の概要報告、鹿児島商工会議所の岩崎芳太郎会頭による「先祖代々子々孫々」と題した記念講演などが行われた。次回の会議は、2026年5月21~22日に三重県四日市市で開催予定。