アナログゲームがブームだ。象徴的なのは「ゲームマーケット」というイベントで、昨年11月16、17日に幕張メッセで開催され、16日だけで出展者は900、参加者は1万5千人と大盛況。実はゾンビ先生、アナログゲームが大好きで、ボードゲームカフェに通っている。
富山県を訪れることになり、県内のボドゲ事情を調べて訪ねてみた。最初に向かったのは「砺波市立砺波図書館」。ここは、ボードゲームを所蔵し、イベントの開催や市内の非営利団体へ貸し出しを行っている。今年3月時点で199種のボードゲームが所蔵リストに掲載されており、本取り組みは「ゲーミング図書館アワード2024」の大賞を受賞。
職員さんと話す中で、図書館が活動に協力しているというボドゲカフェを知る。2㎞、歩けない距離ではない。「Café Spiel(カフェシュピール)」は、コーヒーと甘いものがおいしい普通のカフェに見えるが、書棚の一角がガラリと開き、隠し階段の上にはボードゲームスペース。こういうのもあるのか!店主の遊び心が光る。
次に、射水市の「Engames(エンゲームズ)」を目指す。「こんな所にボドゲショップがあるのだろうか」と心配になる“明らかに倉庫”な建物の階段を上ると、色とりどりのパッケージのボドゲが並ぶステキ空間が開ける。プレイスペースでは、お客さんが談笑しながらゲームで遊んでいる。県内外はもちろん、海外から来るお客さんもいるのだとか。Engamesのビジョンは「ボードゲームを、日本のカルチャーに。」で、ボドゲの企画、開発、製造、卸売り、小売りを手掛ける。ゾンビ先生は、Engamesが翻訳を手掛けたゲーム『コンパイル』を購入。
今回、ボードゲームというコンテンツを軸に、富山の「今の」一側面をひもとくことができた。コンテンツを中心とした人、物、場所のつながりは、都市と地方、国内国外を飛び越える。そこにこそコンテンツツーリズムの可能性がある。