釧路商工会議所(北海道)は5月20日、夏の釧路をPRする動画「COOL STAY 釧路」をYouTubeで公開した。動画は、同所創立100周年記念事業の一環として制作したもの。同所が展開する「涼しい釧路、事業化プロジェクト」の第1弾として釧路市の涼しさをPRし、夏の「猛暑」という日本の社会課題の解決を図る。
同所は、全国的に深刻な暑さが社会課題となっている中、夏でも平均気温が18・5度と非常に涼しい釧路での避暑生活を、観光資源にとどまらず、新しい夏の習慣として提案していくことを目的に同プロジェクトを立ち上げた。
動画は、釧路の夏の涼しさを1980年代のシティーポップな曲調と男女の恋愛ドラマ仕立てのカラオケ風映像で伝えており、歌詞では「エアコン普及率10%以下」「夏の自販機にHOTがある」など涼しさが当たり前のように存在する釧路の夏をユーモラスに表現。「COOL STAY 釧路」という言葉が酷暑に悩む日本の夏の新たな合言葉として根付いてほしいという願いを動画に込めている。
「Cool Stay 釧路」の特設サイトも開設。動画に出てくる釧路での夏の過ごし方を「クールダウンポイント」として解説し、動画に入りきらなかった同市の自然、グルメ、イベントなどを紹介している。さらには楽曲のカラオケやサブスクリプション配信なども行い、幅広く動画を活用する。
同所担当者は「釧路の涼しさが日本の社会課題につながればうれしい。是非、釧路の涼しさを体験していただき自然やグルメなどの観光資源に触れてほしい。暑さは仕事へのやる気に影響するため、夏の釧路でのビジネス誘発も図りたい」と述べた。
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