鹿沼商工会議所(栃木県)青年部(鹿沼YEG)はこのほど、市内で夜間に営業している飲食店を紹介する「ナイトカヌマップ」を初めて作成した。新型コロナウイルス感染症後、ランチタイムの集客は回復している一方、飲み会の減少や物価高騰の影響を受け、夜間営業での集客に苦心しているアルコール提供店を紹介することで、夜間の店舗への誘客を支援する。
ナイトカヌマップは午後8時以降も営業している居酒屋、カフェ、そば屋、バーなど23店舗を掲載。各店舗のおすすめメニューやこだわり、同市の名物「かぬまシウマイ」提供の有無などを紹介している。2500部を作成し、参加店舗のほか、同所や鹿沼市役所、同市の旬な情報や見どころを案内する「まちの駅 新・鹿沼宿」で配布している。また、スマートフォンからも簡単にアクセスできるウェブ版も作成し同所HP上で掲載している。同所は今後、ナイトカヌマップを増刷する予定で、マップに加えて同市の消費喚起策を順次展開する。
同所担当者は「夜間営業のお店にスポットを当てたナイトマップは鹿沼市にとっても初めてであり、市民の方々から予想を超える問い合わせをいただいている。地元住民のみならず市外から訪れる方々にもマップを手に取っていただき、地域の魅力の発見、地域の夜の経済活性化につなげたい」と述べた。 詳細は、こちらを参照。