公益社団法人発明協会は7月1日、「令和7年度全国発明表彰」の表彰式を都内で開催した。
同表彰は、日本の科学技術の向上と産業の振興に寄与することを目的に、優れた発明・意匠を完成した人、発明の指導・奨励・育成に貢献した人などを顕彰するもので、1919(大正8)年から毎年開催している。
最も優れた発明・意匠の完成者に「恩賜発明賞」を贈呈するほか、「特別賞」として「内閣総理大臣賞」「日本商工会議所会頭賞」などの10賞、中小・ベンチャー企業、大学・研究機関による発明に「未来創造発明賞」などを贈呈している。
今回、日商会頭賞については「歪み抑制エンボス加工を施した建築用金属外装材」を発明した建築用断熱外壁材の製造販売、アイジー工業株式会社(山形県)の荒木和彦氏が受賞。また、恩賜発明賞は旭化成株式会社の2人(ニッケルを用いた電極長寿命化技術の発明)が受賞した。
なお、同協会は7月1日から「令和8年度全国発明表彰」の応募を受け付けている。応募期限は8月29日。
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