大和商工会議所(神奈川県、本田誠一会頭・髪工房ホンダ)は11月8、9日、「やまと産業フェア2025」を大和商工会議所、中央1号公園、やまと公園の3会場で開催した。同イベントは、大和市内の商業・工業・農業などの産業をPRするために毎年開催されているもの。8日には2.5万人、9日には1.5万人が訪れ、大盛況となった。
今年は「未来に向けて大和をデザイン。子どもたちのワクワクが止まらない」をテーマとし、このテーマを体現する企画「みんなで完成させよう!未来のYAMATO巨大ぬりえ」を実施した。同企画の目的は、未来を担う子どもたちが「未来の大和市」を自由に想像し、共同で一つのアート作品を創り上げる「体験」を提供すること。また、子どもたちの夢や希望を可視化し、作品を通じて共有することで、イベントへの参加意識、地域への愛着、そして一体感を育むことを目指した。塗り絵には、ただ塗るだけでなく、「将来の夢」や「大和市がこうあってほしい」という思いを「雲」の形の紙に書いて空(塗り絵の上部)に貼ってもらう仕掛けも用意。当日は高さ1.8m、横幅7.2mの巨大なキャンバスに、子どもたちがワクワクしながら思い思いの色を塗る姿が見られた。完成した作品は子どもたちの夢そのものであり、大和市の明るい未来の象徴となった。11月28日までやまと公園プロキオンで展示している。
当日は、同企画以外にも、ワークショップやキッズ・マネー・スクール、青年部による謎解きゲーム、車両展示などが行われたほか、中央1号公園では農産物の品評会や展示即売会、環境関連の出店などが実施された。また、やまと公園では会員企業による物品や飲食物の販売、ステージイベント、デジタルスタンプラリー&大抽選会、大和シルフィードの選手によるサッカー教室など多彩な催しが行われ、会場を盛り上げた。
記事提供: 日本商工会議所
