観光庁は1月21日、「インバウンド消費動向調査」の2025年(速報)および同年10~12月期(1次速報)の結果を発表した。これによると、25年の訪日外国人旅行消費額は前年比16.4%増の9兆4559億円で過去最高を記録。国・地域別では中国が2兆26億円で最も高かった。訪日外国人(一般客)1人当たり旅行支出は22万9千円(前年比0.9%増)と推計されている。
同調査は、全国の主要空海港などで日本を出国する外国人(乗員や滞在期間1年以上除く)を対象に聞き取りを行っているもので、四半期ごとに公表している。
発表によると、25年の訪日外国人旅行消費額は9兆4559億円(前年比16.4%増)となり、年間で過去最高を記録した。消費額の上位は中国2兆26億円(構成比21.2%)、台湾1兆2110億円(同12.8%)、米国1兆1241億円(同11.9%)、韓国9864億円(同10.4%)、香港5613億円(同5.9%)の順で、これら5カ国・地域で全体の62.2%を占めている。
訪日外国人旅行消費額の構成比を費目別に見ると、宿泊費が36.6%と最も多く、次いで買い物代(27.0%)、飲食費(21.9%)の順。24年に比べ、宿泊費、飲食費の構成比が増加した。
訪日外国人1人当たり旅行支出は22万9千円(前年比0.9%増)と推計された。国籍・地域別に見ると、ドイツが39万4千円と最も高く、次いで英国(39万円)、オーストラリア(39万円)の順となった。
訪日外国人1人当たり旅行支出を費目別に見ると、宿泊費は英国(19万3千円)、娯楽等サービス費はオーストラリア(3万5千円)、買い物代はシンガポール(10万1千円)が高い。
また、10~12月期の訪日外国人旅行消費額は四半期として過去最高の2兆5330億円(前年同期比10.3%増)となった。10~12月期の消費額上位5カ国は中国(3534億円)、米国(3265億円)、台湾(3067億円)、韓国(2717億円)、香港(1597億円)の順。1人当たり旅行支出は23.4万円(前年同期比0.5%減)となっている。
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