日本商工会議所は1月16、17日、地域の魅力発信イベント「自慢のまちPRひろば」を羽田空港第一旅客ターミナルで開催した。同事業は、日商が取り組む「地域力活用新事業創出支援事業」の一環。インバウンドの旅先が三大都市圏に集中する中、「知られざる地域の魅力」にスポットを当て、地方誘客と地域小規模事業者の売り上げ拡大を後押しするために初めて開催した観光プロモーシaョンイベントだ。当日は、専門家の支援の下で地域資源を生かした商品・サービスを磨き上げ、独自のブランディングに取り組んできた4商工会議所が集結し、次の旅先を探す旅行者に向け、その土地ならではの歴史・自然・文化などの魅力を直接発信した。
参加商工会議所は、糸魚川(新潟県)、高岡(富山県)、大野(福井県)、豊後高田(大分県)。糸魚川商工会議所は、「石」をキーワードにブランディング。「ヒスイ海岸」に転がる多彩な石を観光資源と捉え、石拾いをきっかけとした自然への理解深化や商品づくりなどを提案する「石コロジー」をPRした。
高岡商工会議所は、城下町として栄えた歴史あるまち並みや伝統産業、食文化を連携させ、まち全体を一つの宿として捉えた潜在型観光の取り組みである「城下町リゾート」を提案。当日は、伝統産業である金属加工製品や、同地を代表する昆布の食文化などを紹介した。
大野商工会議所は、一定期間、暮らすように滞在する「少し暮らすように滞在する」をテーマとした「微住Ⓒ」をコンセプトにブランディング。当日は、地域の事業者間の連携強化により、相互の紹介を円滑にするために開発したWEBアプリを紹介するとともに、和工房・ギャラリー、和菓子製造業者などが出展し、地域の「人と人とがつながり、支え合う文化」をPRした。
豊後高田商工会議所は、市街に残る商店街を舞台に、昭和のまち並みや暮らしを再現・活用した観光まちづくり「昭和の町」が25周年を迎えたことを記念し、「昭和のナイトタイム」に特化したコンセプトで取り組んだブランディングを実施。1000円のチケットで気軽に飲み歩きができる「はしご酒チケット」プロジェクトなどをPRした。
参加した事業者・商工会議所からは「事業者が経験として羽田空港でPRできたことが良かった」「熱心に耳を傾けてくれるお客さんもいて、今後の励みになった」などの声が寄せられている。
