「途上国」進出の処方箋―医療、メンタルヘルス・感染症対策
勝田吉彰 著
本書は、外務省医務官として長年、海外生活を送る中で現地日本人社会と向き合い、人々の暮らしを目の当たりにしてきた著者が、外務省を退官後に、軍事政権を卒業したばかりで大きな変化を遂げているミャンマーを定点観測して得られた「途上国」の実情をまとめた一冊。これまで企業進出がほとんどなかった国へ事業を展開していくに当たり、現地の人々や日本の派遣元企業とのつながり、行動の仕方にとどまらず、ストレス要因とその対処法など、海外進出企業が欲するさまざまなノウハウ、情報について、発展途上国の生活者を支えてきた経験を基に紹介する。
(A5判/208㌻/1800円(税抜き)/経団連出版)
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