小林YEG 坂本宇一郎さん
今回、ご紹介するYEGメンバーは、小林YEG(宮崎県)坂本宇一郎さんです。「名水のまち」小林市でチョウザメの養殖をされている坂本さんにお話を聞きました。
―YEGに入るまでの経歴と、入ったきっかけは?
大学卒業して、旅行会社に5年ほど勤務後、家業の鯉の養殖業と鯉料理屋を継ぎました。そして隣接の宮崎県水産試験場が、チョウザメのふ化に成功し、その魚肉を使って何か特産品をつくれないかという話がでて、チョウザメ料理の開発を始めました。その料理で使っていたチョウザメにたまたま卵(キャビア)が入っていたことからキャビアの製造方法などを国内外から情報収集し、試行錯誤しながら、卵を持ったメス魚を得るためには自分の所でチョウザメの養殖をしてしまおうと思ったのが始まりです。またYEGには、親が商工会議所に所属していて、自分も地元の人たちをもっと知らないといけないということで入会しました。
―YEGに入って良かったことは?
YEGは常に異業種との交流の場なので、普段の会話でもすごく有意義な時間を持てていると感じています。会社では挑戦できないことでも、YEGでは前向きに挑戦できます。
―最後に全国のYEGメンバーに一言
キャビアを小林から全国へと発信中のメンバーがいる、YEGは異業種が集まって運営されている、これを知ってもらえたらうれしいです。そして地元を盛り上げていこうと思います。小林市は、水を使って発展してきた、水に恵まれたまちだと思います。来年2019年度秋には九州ブロック大会が開催されますので、皆さんにもここの良さを感じに来てほしいです。
取材・写真撮影:日本商工会議所青年部(日本YEG)総務広報委員会
株式会社いこいの家
宮崎県小林市南西方1103
TEL:0984-22-5151
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