日本政府観光局(JNTO)はこのほど、国際会議協会(ICCA)の調査結果で、2017年に日本で開催された国際会議が対前年比4件増の414件となり、過去最高となったことを発表した。世界では7位、アジア・太平洋地域では1位だった。
都市別ランキングを見ると、日本の上位6都市は、東京が18位(101件)、京都が50位(46件)、名古屋が104位(25件)、札幌が108位(24件)、大阪と福岡が156位(17件)となっている。なお、世界で開催された国際会議は1万2563件で、前年より336件増加した。
JNTOでは、「日本の上位6都市以外についても、つくば、千葉、金沢、岡山、大津などが全体の件数増に貢献した。世界神経学会議(京都、8641人)、世界肺癌学会議(横浜、6764人)などの大型会議も開催され、国際会議開催地としての日本の認知度の向上や、国を挙げて取り組んできた国際会議業界へのプロモーション、日本の各都市の受け入れ環境の充実などが、件数の増加に寄与した」と分析している。
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