国土交通省はこのほど、「地方鉄道の誘客促進事例集」を公表した。各鉄道事業者や地方公共団体の参考となることを目的に、地方鉄道を核とした誘客促進の取り組みや、鉄道事業再構築事業者における経営改善の取り組みについて、鉄道事業者へのヒアリング調査を実施し、28件の事例を取りまとめた。
同事例集では、①発信力のあるコンテンツ利用(アニメーションのラッピング車両など)、②ノウハウを持つ人・企業の利用(食事が楽しめる観光列車の運行など)、③他団体との連携(乗り入れ運転の拡大など)、④外部資金の活用(クラウドファンディングの実施など)──の四つ区分で取り組みを分類。国土交通省では、今後の各地域や鉄道事業者での取り組みの企画・立案の切り口としての活用に期待を寄せている。
詳細はhttp://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo05_hh_000089.htmlを参照。
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