日本商工会議所の三村明夫会頭は7月14日、ベトナム商工会議所会頭のブー・ティエン・ロック会頭らと懇談した。
三村会頭は、今年発足するASEAN経済共同体に触れ、「ASEAN、メコン地域の各国、中でもベトナムは一層、世界から注目を集めていくだろう」とベトナムのさらなる発展に期待を寄せた。また、「日本メコン地域経済委員会の活動などを通じ、ベトナムと日本の関係強化に取り組んでいきたい」と引き続き両国間の経済協力関係を維持・強化していく考えを示した。
ロック会頭は、ASEAN経済共同体が進む中、ベトナム政府が自動車産業の育成を進めていく方針であることを説明するとともに、「裾野産業を育成するための優遇策も検討されているが、過去20年間自動車産業の育成が成功しなかったのは事実」とこれまでの政策の課題を指摘。今後の自動車産業の育成について意見交換を行った。
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