公益社団法人日本観光振興協会はこのほど、「第11回産業観光まちづくり大賞」の受賞団体を発表した。金賞は、桑名市産業観光まちづくり協議会/エイベックス株式会社(三重県)が受賞。世界50カ国以上から年間3100人もの企業研修団を工場見学などで受け入れる「産業教育観光」というこれまでにない新しい取り組みが評価された。そのほか、経済産業大臣賞には、大阪糖菓株式会社(コンペイトウ王国)(大阪府)、観光庁長官賞には、田舎館村むらおこし推進協議会(青森県)が選ばれた。
同賞は、観光による地域振興の新しい手法として注目されている「産業観光(産業遺産や、現在稼働している工場・工房などを活用した観光)」による観光まちづくりを実践し、他の地域の模範となる優れた事例を表彰する制度。平成19年度に創設された。
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