復興庁は2月、被災地で〝新しい東北〟の創造に向けて新たな挑戦や課題克服に取り組む事例を取りまとめた「被災地の元気企業40―創造的な産業復興を目指すフロントランナーたち―」を公表した。

この事例集では、昨年6月に同庁が公表した「産業復興創造戦略」の目標像に沿った取り組みによって、今後の被災地の産業復興モデルとなることが期待される40社（岩手県14社、宮城県15社、福島県12社。岩手・福島両県に所在する企業の事例は両県に計上）の成功事例および挑戦事例を掲載。経営者のビジョンや事業内容、今後の課題と挑戦などについても紹介している。ほかには、「『新しい東北』の創造を目指して」と題した、竹下亘復興大臣と専門家、被災企業の代表による対談も収録され、自立的で持続性の高い地域経済の再生に向けた取り組みや、これから求められる支援の在り方についての議論が展開されている。

詳細は、http://www.reconstruction.go.jp/topics/m15/02/20150205142655.htmlを参照。