各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」が開催中だ。店舗で販売された人気商品の「こだわり」に迫る。
浜松商工会議所は、特産品の三ケ日みかんを使ったドレッシングや珍しいうなぎの刺身、名物のギョーザなどを出品した。
三ケ日みかんドレッシング(おおた食品)は、保存料・着色料無添加。爽やかな風味でサラダやカルパッチョなどさまざまな料理に合わせられる。うなぎの刺し身(魚料理専門店・魚魚一=とといち)は、熟練の職人が処理することで血に毒を持つといううなぎが刺し身で食べられるようになった貴重な一品だ。
これらは浜松地域ブランド「やらまいか」の認定品。「やらまいか」とはチャレンジを意味し、浜松地域の特産品や地域資源を活用した商品のうち「やらまいか精神」にあふれ、成長が期待できるものを同所が認定する。食品や伝統工芸品など50品目が認定されている。
このほか静岡県産のブランド豚「浜名湖そだち」と厳選した材料・調味料でつくられたギョーザ(餃子の浜松)や10月に新発売されたうなぎ巻き入り「浜名湖おでん」(魚秀)、ちょい飲みをテーマにした発泡性のユズ酒「ちょびっと乾杯」(花の舞酒造)などもブースに並んだ。
今回、同所はVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)コンサルタントの協力の下、来店者の目に留まる売り場づくりに力を入れたという。特製の赤い敷布や食卓をイメージしたディスプレーなど趣向を凝らした売り場が目を引いた。
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