砂川商工会議所(北海道)が事務局を務める砂川冬のフェスティバル実行委員会は1月20日、「砂川冬のフェスティバル」を開催した。今回で31回を数える同イベントは、子ども向けの催しが多数用意され、家族で楽しめる。約2千人が訪れ、盛り上がりを見せた。
会場でひときわ目を引くのは、雪でつくられた大きな滑り台だ。大人の背丈を優に超える雪山から一気に滑り降りる。雪の中で「大運動会」も開催された。サッカーのPK、バスケットボールのフリースロー、ゴルフのパターの3種目が用意され、全て成功した人は野菜がもらえる他に、牛肉などが抽選で当たる。トナカイが引くソリに乗ることができる「ソリ体験」も好評だ。また、砂川商店会連合会とも協力し、商品券などが当たる抽選会も開催された。
長年地元の人に愛されてきたイベントだが、今回が最後の開催だ。現在、市内で無電柱化の工事を行っているため、例年、同イベントに合わせて行っていたイルミネーションを実施できなくなってしまったことなどが理由だ。市民からは早速復活を期待する声も上がっているという。
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