泉大津商工会議所(大阪府)に事務局を置く泉大津未来ビジョン協議会は4、5日、泉大津市内で毛布・ニットのセールをはじめイベントが満載の市民祭り、「泉大津未来ビジョン」を開催した。泉大津は17世紀に全国有数の綿作地となり、明治以降は毛布、戦後はニットの産地として発展してきたまち。現在も国産毛布の9割は泉大津とその周辺地域で生産されている。祭りはこうした産業の歴史を背景に「毛布まつり」として始まり、15年ほど前から「次世代産業都市を目指す」をテーマに名称を変え、今日まで継続してきた。
両日共に恒例の「毛布謝恩セール」が実施され、5日には、「ニット謝恩セール」や商店街による「商連わいわいフェスタ」、市内の飲食店が逸品を競う「OZU1グルメグランプリ」、同所青年部主催で17企業が衣料品や食品を販売する「おづみんフェスタ」、東北復興支援を目的とした「泉大津さんま祭り」が実施された。また、ダンスイベントやイルミネーション点灯式も行われ、多くの市民らが楽しんだ。
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