亀山商工会議所青年部は8月22日、地域振興事業の一環として「第24回亀山市関宿納涼花火大会」を開催した。同事業は、亀山市観光協会の主催のもと、同YEGが主幹として実行委員会を組織している。花火大会を開催するために、メンバーは昨年1月から地域事業者に協力を依頼し、約800社から協賛金を収集。さらに、各関係機関と連携を取りながら、多くの会議・打ち合わせを実施し、当日に備えた。
今年は天候にも恵まれ、市内外から約1万5000人が会場の鈴鹿川河川敷に集まった。来場者全員によるカウントダウンを実施し、会場が一体となった瞬間に最初の花火が打ち上げられた。会場からは大きな歓声が上がり、夜空に打ち上がる色鮮やかな花火を堪能した。
また、今回の花火大会のために地域の小学生を対象に、イラスト花火を募集した。その中から数点のイラスト花火を選び、亀山オリジナルの花火として作製。当日、実際に打ち上げた。このほかにも、日頃なかなか言えない感謝の気持ちやプロポーズなどのメッセージをあらかじめ募集し、花火に託して打ち上げるプログラムも実施するなど、バラエティー豊かな花火大会となった。
同YEGは、「この花火大会を通じてメンバー同士の絆が強くなり、充実した大会になったと思う。今後も地域が元気になる活動をしていきたい」と話している。
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