旭川商工会議所(北海道)が行政や家具業界などとともに、旭川家具ブランドの確立を推進するため取り組んでいる「国際家具デザインフェア旭川(IFDA)」が、6月18日~22日にかけて開催された。フェアは3年に一度開催されているもので、今回で9回目の開催となる。
同フェアの主力事業である「国際家具デザインコンペティション2014」は、家具デザイナーの登竜門としても世界的に注目されている。今回は、日本のみならず、アメリカ、フィンランド、ドイツ、韓国など世界各地から870点の応募があり、著名デザイナーらが審査を行い、最高賞である「ゴールドリーフ賞」には兵庫県の迎山直樹さんの「STチェアー」が選ばれた。
これまでに同コンペで選出された40以上の作品が地元企業で商品化されており、グローバルマーケットを目指す旭川家具のブランド化に貢献している。同所は、「次回開催は記念すべき10回目となる。今までの集大成となるよう、旭川家具の将来につながる場としたい」と今後の意気込みを話している。
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