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平成28年度商工会議所検定試験 最優秀者インタビュー

簿記、リテールマーケティング(販売士)、日商PC(文書作成、データ活用)検定試験の合格者の中から、平成28年度最優秀者5人と簿記検定試験の団体戦である日商簿記検定全国大会の最優秀チームを紹介する。

簿記 北尾 有佳里氏

第143回1級・平成28年6月12日施行

北尾 有佳里氏

目指すは公認会計士

公認会計士試験合格を目指す専門学校生の北尾さん。授業時間を含め1日10時間以上は机に向かう日々を送り、学習内容を確実に身に付け、専門学校入学後約3カ月で日商簿記1級に合格した。12月には公認会計士短答式試験にも合格し、現在は論文式試験に向けて学習を継続している。 これから勉強する人には、「最低限の理解をした上でとにかく問題を解き続けることが大事です。間違えた箇所は、分かったつもりで終わらせずに自分の頭と言葉で整理することも大切だと思います」とアドバイス。公認会計士論文式試験に向けて、「簿記の延長線上にある会計学を得点源にして、合格をつかみたいです」と抱負を語った。

簿記 雪吉 賢志氏

第144回1級・平成28年11月20日施行

雪吉 賢志氏

後輩指導にも力を入れたい

岐阜県立岐阜商業高等学校の簿記部に所属し学習に励んだ雪吉さん。簿記検定試験の団体戦である日商簿記検定全国大会の最優秀チームの主将も務め、個人と学校の双方で表彰者となるだけでなく、本表彰制度開始以来、最年少の最優秀者となる快挙も達成した。 これから受験する人には、「復習が何より大切です。問題を解いて点数を確認して終わるのではなく、間違えた箇所を見直し丁寧に復習を行い、次に備える姿勢を整えていくことでおのずと実力がついていきます」とアドバイス。今後は、「公認会計士資格の勉強とともに、後輩指導にも力を入れ、本校簿記部から1人でも多くの1級合格者を出せるように頑張ります」と力強く語った。

リテールマーケティング(販売士) 安齋 浩平氏

第79回1級・平成29年2月15日施行

安齋 浩平氏

利益を出す仕組み学べる

専門学校で流通・マーケティングを専攻している安齋さん。1級に向けた学習では、学校での授業を中心にその日のうちに復習を行い、その上で不明な点や理解しにくい点を次回の授業の際に先生に質問し、理解を深めるようにしてきた。「友人同士で問題を出し合う、定期的に授業のレジュメを活用して何回か復習するといった方法で知識の定着が図られました」と学習のポイントを振り返った。 「合格に向けた学習を通じて、日常生活では知ることのできない、流通の仕組みや利益を出すまでの仕組みを知ることができました。資格取得はその学習の成果と努力を他者に伝えることができる点が最大のメリットです」と受験の成果を語った。

日商PC(文書作成) 山畠 弘展氏

1級・平成29年2月19日施行

山畠 弘展氏

物事を図解する習慣身に付く

大手証券会社の経理部門に勤務している山畠さん。業務における書類を作成する際に、説得力があり理路整然とした文書を迅速に作成することの必要性を感じたことをきっかけに受験した。 「資格取得を通じて、物事を図解する習慣が身に付いたほか、常に読み手を意識するようになり、文書作成を楽しめるようになりました。また、修得した知識のおかげで業務効率化のアイディアが思い浮かぶようになりました」と受験のメリットを語った。これから受験する人には、「試験は実務的な内容が多く問われますが、資格取得に向けて楽しみながらじっくりと学習していただきたいです」とエールを贈った。

日商PC(データ活用) 高橋 克樹氏

1級・平成29年2月19日施行

高橋 克樹氏

就職活動のアピールに

大学で情報・通信系の分野を専攻している高橋さん。「他のIT系の検定試験の受験勉強を通じて学んだ知識とスキルをベースに学習し、日商PC検定(データ活用)2級に合格でき、さらに2級の学習内容を忘れないうちに1級に挑戦したところ、合格することができました」と語った。 「1級の実技科目は実務的な問題で、必要なデータを自分で考えてまとめる力が不可欠なため、試験勉強を通じて思考力がとても伸びたことを実感できました。就職活動ではデータ活用のスキルがあることをアピールポイントにし、就職後は、資格取得を通じて修得した知識やスキルを実践で生かして活躍したいです」と意気込みを語った。

日商簿記検定全国大会 岐阜県立岐阜商業高等学校

岐阜県立岐阜商業高等学校

学習に対する意欲が向上

岐阜県立岐阜商業高等学校は、全校挙げて日商簿記資格取得に取り組み、最難関の1級においても毎年20人以上が合格。今回の日商簿記検定全国大会には、同校簿記部の精鋭が参加した。 表彰式には、簿記で最優秀者表彰を受けた雪吉さんとチームを組んだ清田楓さん(写真中央)、浅野翔太さん(同左)も出席。「日商簿記検定全国大会へ参加したことで、自分たちのレベルを客観的に知ることができ、各人の学習に対するモチベーションが向上しました。さらに、大会をきっかけに、生徒同士で積極的に勉強を教え合うなど、今まで以上に簿記部として連帯感が生まれました」と喜びを語った。