日本商工会議所は5月22・23日、「商工会議所の組織基盤および活動力の強化について」を全体テーマにした第68回全国商工会議所専務理事・事務局長会議を長崎市で開催。全国の291商工会議所・6連合会から専務理事・事務局長ら357人が参加した。
冒頭行われた全体会議では、日商の中村利雄専務理事が基調講演を行い、商工会議所の政策提言について、「一歩先んじた課題の発掘と検討」「説得力のある具体的な解の提示」「丁寧な検討プロセスによる意見の集約」といった視点が必要と指摘。広域かつ多様な主体との連携や商工会議所のネットワークの強化などの重要性を強調した。
管内商工業者数の規模別に5グループに分かれた懇談会では、先進事例の紹介を交えながら、これからの商工会議所に求められる役割・活動について活発に意見を交換。今後、組織基盤のぜい弱な小都市商工会議所支援のための具体的な対応策を展開していくことなどで一致した。
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