下諏訪商工会議所(長野県)は昨年11~12月の約2カ月間、特設ウェブページを設置して実施していた「第1回しもすわパワースポット総選挙」の結果を発表した。同総選挙は、「建物・自然」「施設・温泉」「店舗・飲食」の三つのカテゴリーから42のスポットを紹介。その中から「神聖な感じがする・元気になる・癒される」と感じる場所を投票するものだ(「諏訪大社」はすでに幅広く人気を得ているため「殿堂入り」として除外)。
投票方法は、ウェブページに掲載されているスポットに付いているマークをクリックし、その後、フェイスブックやツイッターなどのSNSでハッシュタグ「♯パワースポット総選挙」を付けてシェアをするというもの。これにより1票が入る。2カ月弱で実に476票が寄せられた。
今回、見事第1位に輝いたのは、「八島ヶ原湿原」(32票)、第2位は「諏訪湖畔から見た富士山」30票)、第3位は「万治(まんじ)の石仏」(25票)だった。また、第4位には厚さ3センチメートルもある特ロースが有名な「とんかつ専門店丸一」(19票)が入賞、食べ応えのあるグルメも人気のスポットであることが分かった。
同所は、「観光客のみならず、地元の人にも地域の魅力を知ってもらうためのデータとなった。また、SNSを利用した投票を実施したことで、さまざまな人に諏訪やその周辺のスポットを紹介してもらえた」と話している。
同所ではこの結果を基に、下諏訪観光協会と共にまち歩きルートを3コース設定。今月東京で行われる「東京インターナショナル・ギフトショー」でアンケート調査を実施し、まち歩きをアピールしていく予定だ。
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