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瀬戸焼の魅力PR 斬新な展示方法に注目も

陶磁器を巨大なひな壇に展示

瀬戸商工会議所(愛知県)と瀬戸焼振興協会は2月10、11日の2日間、東京・JPタワーKITTE1階アトリウムで瀬戸焼ブランド発表会「made in Seto」を開催した。同イベントは、瀬戸市の窯元やメーカー、卸事業者などの組合が一体となって瀬戸焼と瀬戸市の魅力を発信し、地場産業の活性化を図ることを目的として平成26年にスタート。3回目となる今回は41社が出展し、約1万1000人が来場した。

「せともののまち」として知られる同市は名古屋市の北東に位置し、周囲を標高100~300メートルの小高い山々に囲まれた温暖なまち。良質で豊富な陶土に恵まれ、「瀬戸焼」は伝統技術を継承しながら新しい技術や文化を柔軟に取り入れて発展してきた。その結果、同市では陶器と磁器、ノベルティ(置物・装飾品)、ファインセラミックスなど多種多様なやきものづくりが続けられている。

今回は、首都圏の幅広い層に向けて瀬戸焼と同市をアピールしようと、前回までと会場を変え、JR東京駅直結のKITTEにて初開催。展示方法にもこだわり、高さ約3㍍のピラミッド状の巨大なひな檀を設けてテーブルウエアや陶磁器の人形などさまざまな瀬戸焼を陳列した。また、出展事業者が各社の特色を生かした展示を行うギャラリーゾーンと、気鋭のデザイナーと陶磁器メーカーとのコラボレーション作品を展示するコーナーも設置。ギャラリーゾーンでは、一部の事業者が販売も行った。

出展者からは「消費者のニーズを把握するよい機会になった」「昨年度をはるかに上回る集客で、効果的にPRできた」などの声が寄せられている。