8事業者の商品・サービスをアピール
所沢商工会議所は10月29日、狭山商工会議所、飯能商工会議所、入間市商工会、日高市商工会と共に所沢市内のイベント会場で「第1回 新商品・新サービス合同記者発表会」を開催した。埼玉県西部5市の商工団体が合同記者発表会を実施するのは今回が初めて。当日は食品、健康、スポーツ関連など8事業者が参加し、熱心なプレゼンテーションを行った。
同記者発表会は、優れた商品やサービスを持ちながらPR活動に手が回らない小規模事業者の情報発信を支援するもの。参加事業者は事前に集合研修や個別指導を受け、今回の発表会に臨んだ。
紹介された商品は、特産品の狭山茶を使った「狭山茶茶ラスク」(ぱん工房MAHOROBA・まほろば)や半熟のうずら卵をだししょうゆに漬け込んだ「うずら円熟卵プチとろダシ醤油漬」(モトキ)、「オーダーインソール」(スポーツショップモスト)など。モトキは10月の台風19号で鶉舎(じゅんしゃ)が浸水被害を受けたが、再建を目指して参加した。
発表会後、参加事業者からは「商品を店に並べるだけでなく情報発信が大事と身に染みた」「アイデア次第で小さな店でもメディアに取り上げられると分かった」「プレスリリースの作成指導を受けて店の強みを再認識」などの声が寄せられた。所沢商工会議所は今回の商品をまとめた冊子を希望者に配布。今後もこうしたプロモーション支援を続けたいと話している。
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