東京商工会議所は9月16~18日の3日間、同所1階多目的スペースで「『Withコロナ時代』職場の感染症対策グッズ緊急展示・商談会」を開催した。
職場での新型コロナウイルス感染拡大、ウイルス流入を防ぐため、企業の感染症対策グッズの需要が増加する中、情報収集や入手ルートの確保が難しいという中小企業の声を受けて開催したもの。「新しい生活様式」に対応し、商品は会場に展示しながら出展者は各ブースに設置したタブレット端末を通じ、オンライン(ウェブ商談システム「ライブオン」活用)で来場者と商談を行う形式とした。
同展示商談会には、感染症対策商品を取り扱う13社が出展。人の顔を検出し、複数人の体表面温度を同時に測定できる大型のAIセルフチェックカウンターや入り口に取り付けるだけで通る人の体温を検知するサーモゲートなどの機器をはじめ、医療用防護服や飛沫(ひまつ)防止スタンド、99・99%精製水でできた除菌消臭剤などが展示された。
来場者はマスクを着用し、受付で検温、手指の消毒を行い入場。密とならない対策が取られる中でも多くの人が訪れ、資料を手にタブレットで出展者から商品説明を受ける人の姿も見られた。
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